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絶え間なく繰り広げられている、東西の姉貴達によるマシンガントークは、周囲 の何者も寄せ付けないでいた。 下手に間に入ろうものなら、たちまちふたりの巻き添えを食らって痛い目をみる のは熟知していたので、伊達・長曾我部両軍の面々は、それぞれに宴を楽しむ事 に神経を注いでいた。 しかしそのような中、伊達家の重臣・片倉小十郎だけは、常に政宗の動向に注意 を払い、彼女達とは付かず離れずの場所で事の成り行きを見守っていた。 (…ったく、毎度毎度良く飽きねぇよな。まあ、政宗様もコイツの前では肩肘を 張らず、自然体でいられるのは良い事だと思うが……) 奥州筆頭として伊達軍を率いる政宗は、普段は相当張り詰めた生き方を余儀な くされている。 女でありながら、血の気の多い伊達軍の荒くれ者たちを纏め上げなければならぬ 他に、内外に敵を持つ政宗は、実はあまり気の休まる時がないのだ。 そんな政宗にとって、年上の元親は数少ない同性の仲間であり、何だかんだ言 って、政宗の毒舌に文句を言いながらも付き合い続けてくれる、姉のような貴重 な存在なのだ。 ふたりとも似たもの同士の負けず嫌いなので、些細な衝突はあるものの、心の奥 底では互いを認め、想い合っている事は、誰が見ても明らかである。 だから、一見物騒な口論という名のふたりのコミュニケーションを、一同は温か く(?)見守り続けているのだ。 (──少々どころか、かなり喧しいのが難点だがな) 心の中で独り愚痴ると、小十郎は、政宗の揶揄に頬を膨らませている元親に視線 を移した。 背丈だけでなく、元親の動きに合わせて震動している大きな胸や尻、それでいて 引き締まった腰の括れと長い脚は、弥が上にも男を惹きつけてやまない。 『あんまり元親の前で身体の事は言うなよ。アイツ、凄ェ気にしてんだから』 元親本人は、自分の外見に相当な劣等感を持っている、と以前政宗が話していた が、むしろおおらかな彼女に相応しい良い体躯ではないか、と小十郎は純粋に考 えていた。 (ガキにゃ興味ねぇが…ま、正直あれくらいの身体なら、一度くらいお相手願う ってのも、悪かねぇかもな……) 遠目にも判るほど、揺れ続ける元親の巨乳を盗み見ていた小十郎は、ほんの少し だけ口元を綻ばせようとしたが、突如背後に尋常でない殺気を覚え、顔つきを変 えた。 「…っ?」 さり気なく周囲を窺ってみたが、つい今まで痛いほど背に受けていた負の気配は、 もはや微塵も感じられない。 (長曾我部の者か…?それにしてもこのオレを、ここまで構えさせるとは……) 己の慢心を戒めつつ、小十郎は今一度気を引き締めた。 姉貴5
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雑魚戦 「ま、これっくらいはねえ」 「ま、ゆるーくいこうぜ」 「俺様って忍なのに目立ちすぎじゃね?」 「給料分の働きには、まだちっと足んねえか?」 「あんたら、そんなに殺してほしいのか?」 「運が悪かったんだよ、あきらめな」 モブ武将・防衛隊長撃破 「働かせすぎでしょーが!」 「今日の俺様ってイカしてるよなァ」 「ま~た強くなっちまったか…まいったねえ」 「死んでもらうわ…って悪いね」 「さすがの猿飛佐助も、ここは本気だぜ」 「悪ぃな、あんたにはここで死んでもらうぜ」 「尻尾まいて逃げちまったほうがよくない?」 「思ってるより辛いんだぜ、この仕事」 「さーて、さっさと終わらせますかね」 「真田隊、進撃ッ!」 味方から・味方と 兵士「これがいくさ忍の戦い…すげえ…!」 兵士「佐助様って、いつもどこで寝てるんだろう?」 武将「さすけどのー、かっこいいでござるよ!」雑魚 幸村 「佐助、お館様も見ておるぞ」雑魚 「良いぞ佐助、見事な働き」(雑魚撃破) 「この幸村も、負けてはおれぬ!」(雑魚撃破) 「また一段と強くなったか、佐助!」(武将撃破) 「佐助こそが忍の中の忍よ」(武将撃破) 信玄 「まったく…でき過ぎた忍よのう」 「フッフッフ、相も変わらぬ技の冴えよ」(雑魚撃破) 「日々の鍛錬の成果…天晴れである」(雑魚撃破) 「闇の如く潜み、敵の虚をつけッ」(雑魚撃破) 「また一層、たのもしくなったわ」(拠点制圧) 「佐助、働いておるかッ」(雑魚撃破) 「ウム、速いのう!」(雑魚) 幸村「佐助、そこは要だ、任せたぞ」 「了解! 終わったら給料上げてくれよ」(武将撃破) 幸村「佐助、ふるえよっ!」 「はいはい、そこで見てなさいって!」(武将撃破) 幸村「でかしたぞ、佐助!」 「へへ、ありがたき幸せ、なんてな」(武将撃破) 幸村「まだまだ!真田隊の力、十分に発揮せよ!」 「俺様も忙しいっつうの!」(拠点制圧) 信玄「佐助、武田の力存分に見せつけよ!」(武将撃破) 「了解っと」 信玄「忍の働き、とくと見せよ!」(武将撃破) 「お言葉に甘えて、本気で行くぜ!」 信玄「見事じゃ佐助、感服したぞ」(武将撃破) 佐助「へへ、大将に褒められるたぁ、嬉しいねぇ」 武将戦 「さてさて、お手並み拝見と行きますか」 「俺様って忍なのに目立ちすぎじゃね?」 「思ってるより辛いんだぜ、この仕事」 「これもめぐり合わせってやつか? ま、いちいち気に病んじゃいられないけどね」 「さてと、そろそろ本気でいくとしますか」 「んなもんが、忍にきくかよぉっ!」 「さーて、さっさと終わらせますかね」 「さてと、そろそろ本気でいきますか」 「あんたが何考えてるかは知らねえけどさ」 「メシ食ってる間に片付いちゃうよ、これ」 「ま、ゆるーくいこうぜ」 幸村「佐助、侮るでないぞ…こやつら出来る」 幸村「まだまだ!真田隊の力、十分に発揮せよ!」 幸村「佐助、なにを出し惜しみする!全力だー!」 「へいへい」 幸村「佐助、ふるえよっ!」 「はいはい、そこで見てなさいって!」 信玄「佐助、どう動くか?」 敵側限定 「忍のやることさ…なんでもありだよ」 「運が悪かったんだよ、あきらめな」 「はいはい、そろそろ帰った帰った!」 「この先はすっげーおっかないぜぇ! なんせ俺様の主がいるからな」 「あんたが何考えてるかは知らねえけどさ」 「お館様にはかないっこないって、諦めな この俺様も倒せないようじゃ、な」(長篠銃撃・宿命川中島のみ) 「やれやれ…いやな天気になってきた」 「仕方ねえ…倒すとしますか」(大武闘会限定?) 「調子に乗りすぎだっつうの!」(雑魚撃破) 「やってくれるよ…あんた、楽しいか?」(雑魚撃破) 「やれやれ…お盛んなこって」(雑魚撃破) 「ま、やるしかねえか」(雑魚撃破) 「ま、働きがいがあるってもんだ」(雑魚撃破) 「あちゃー、気合入れ忘れたんじゃないの?」(武将撃破) 「げっ、冗談!何やってんの!」(武将撃破) 「世話のかかるこって」(拠点制圧) 敵から 一般兵「速い! ぜんっぜん見えねえ!」 一般兵「忍法にかなうわけがねー!」 一般兵「武田の忍だ! 暗殺されるぞ!」 武将「敵は忍、暗殺の技を極限まで鍛えた者ですぞ」 武将「忍だ!手練の忍がいるぞ!」 前田慶次「忍ぶのは恋心だけで充分だよな」 伊達政宗「得意の大道芸、見せてくれよ?」 真田幸村「(なし)」 武田信玄「(なし)」 猿飛佐助「(なし)」 豊臣秀吉「身の軽さが災いを呼んだか… よかろう、彼方まで吹き飛ぶがよい!」 竹中半兵衛「君は何者にも動かされない…力にも死にも だから豊臣の名の前に滅ぼす、それだけだよ」 長曾我部元親「俺とつるまねえか?きっと面白いぜ?」 毛利元就「忍か…計算に入れるまでもない」 織田信長「忍風情が何とする」 濃姫「ただ仕事をこなすだけの忍が、笑わせるわ!」 森蘭丸「おまえ、速いのがウリなんだって?ふ~ん」 明智光秀「おや、私など及びもつかない血の香りが」 上杉謙信「しのびごときが、わたくしのてをつかむか?」(川中島会戦) かすが「お、お前と話してると…イライラする!」(宿命川中島) 島津義弘「忍が技とオイが剣…どっちが上か試してみっど」 本多忠勝「」 前田利家「忍…お前、いい主を持ったな」 まつ「いつまで涼しいお顔でいられましょうか」 いつき「おめえさん、あかいおさむらいを信じてるだな」 ザビー「アナタ、本当は愛をほしがってマスネ?」 宮本武蔵「おれさまのにんぽうタコなぐりをくらえ!」 片倉小十郎「忍ってのは苦手だぜ…」 浅井長政「影の技か…悪だな」 お市「あなたの身体…血に染まって真っ赤ね…」 敵へ 前田慶次「今度茶のうまい店を教えてくれよ 真田の旦那が喜びそうだ」 伊達政宗「相変わらず食えないお人だよ、あんたは」 真田幸村「(なし)」 武田信玄「(なし)」 猿飛佐助「仕方ねえ…倒すとしますか」(上田城電撃のみ) 豊臣秀吉「門の脇に飾ってありそうな人だね、こりゃ」 竹中半兵衛「なるほど、あんたは覚悟を決めてるってわけか 寂しい決意だけど、それも本望ってやつだな」 長曾我部元親「こりゃ楽しそうだ、再就職先にはいいかもなァ」 毛利元就「作りもんの笑顔も自分で飽き飽きっしょ?」 織田信長「おーこわ!その目、おっかないねえ」 濃姫「逃げてもいいと思うんだけどね…あんたは」 森蘭丸「おやおや、ちんまいのが背伸びしてるよ」 明智光秀「うひょー!こりゃ本物だね」 上杉謙信「眺めてる分にはいいんだけどねぇ…」 かすが「今度一緒に里帰りしない?なーんてな」 →かすが「そのつまらない口を閉じろ!」(春日山忍法帖のみかすがの返答あり) 「こないだはどーも! いやー、ひどい目にあったよ、まったく」 →かすが「フン…のんきな男だな」(春日山忍法帖、分身一体目) 島津義弘「参ったね…油断禁止の匂いがプンプンするよ」 本多忠勝「卑怯と言われようと構いやしねえさ ありとあらゆる手を使わせてもらうよ」 前田利家「なーんか参ったね…戦いづれえや」 まつ「うまい飯が活力のもと、って? こりゃ料理の一つでも覚えておくか?」 いつき「これだけは言わせてくれよ 嫌な仕事だった…ってな」 ザビー「たまには珍しい料理もうまいんだろうけどね」 宮本武蔵「あんた、将来大物になるかもよ?」 片倉小十郎「竜の右目は左利き、ってな」 徳川家康「さてさて、あんた自身はどうかな?」 浅井長政「あんた、本当は自分がどんな人間か知ってるね …当たらずとも遠からず、だろ?」 お市「おっかない女だね…見てる方が怖くなる」 今川義元「団体様、戦場よりお帰りでございまーす、ってな」 北条氏政「お館様を相手にするには、ちと軽いんじゃないの?」 本願寺顕如「屋根裏まで金ピカだったぜ…床の下も」 風魔小太郎「さすがの猿飛佐助も、ここは本気だぜ」
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ここ最近、幸村は躑躅が崎を離れない。雪で動けないと言っているが、 上田から甲府までの道は整えられている。 上田に戻らない理由は、ただ一つだった。 信玄は幸村に顔を上げるように言った。幸村は複雑そうな顔を信玄に向ける。 何故、と顔に書いてある。 信玄はため息をつき、扇子で背中をかいた。 政宗を抱けば抱くほど、幸村の顔がちらついて離れない。 この男は真面目だ。本当に、一度も手を出していないに違いない。けして道を踏み誤らない。 一度、幸村に屋敷の警護を任せて鷹狩に出かけた。 どのような間違いが起こってもいいと思った。それで、政宗の気が晴れるのなら構わないと思った。 だが、幸村は具足に身を固め、前庭より一歩も出なかったという。 何故そこまで、忠義にあついのか。 「幸村よ」 「は」 「儂はの、子が伊達の胎から産まれれば、父は問わぬ」 「――お館様。それは、伊達殿が多情な女子だと言いたいのですか」 「そうではない」 「そのように聞こえまする!」 きっと顔を上げ、幸村は信玄を見た。 「お館様。政宗殿はお館様のご側室にございます。それがしは、お館様の家臣。 ――何故、情を交わさねばならぬのですか」 「そなたらは、若い男と女子じゃ。何があっても、不思議ではあるまい」 「政宗殿は貞淑なお方でござる。けして、それがしをたぶらかすような真似はなさらぬ!」 強い口調に、信玄は奥歯を噛んだ。 ――まるで、己に言い聞かせているようではないか。 (……それでよいのか) 一度、家臣の娘を娶らぬかと勧めたことがある。だが、幸村は拒んだ。 想う人がいると。その人に操立てをしていると。 結局縁談は流れ、娘は別の家に嫁いだ。 (誰とは、言わぬか) ただ想うだけなのだろう。 ――それがどれほど重いことなのか分かっていない。 ――政宗と幸村を娶わせなかったのは、やはり誤りだったのではないか。 信玄はため息をついた。 「……幸村よ。そなた、山茶花と椿の見分けはつくか?」 話題を替えると、幸村は目をぱちぱちと瞬かせ、はあ、と間の抜けた返事をした。 信玄は幸村の胸元を見た。さりげなく六文銭と雁紋があしらってある。 どちらも真田の家紋だ。このような凝った意匠、職人でも中々つけてくれまい。 「政宗の閨の廊下に、毎日山茶花が一つ届くのじゃ」 「――キツネかタヌキにございますか?」 「阿呆、狐狸が政宗を見舞うか」 信玄はぽかりと扇子で幸村の頭を小突いた。幸村は小突いた場所をさすり、唇を尖らす。 「どうも、誰ぞ見舞っておるらしい」 「……左様に、ござるか」 「だがのう。誰であろうか。儂ではないし、三条(信玄の正室)でもない。 家中に、伊達を見舞うような者もおらぬし……」 幸村は顔を伏せる。 これ以上問い詰めるのは無粋かと、信玄は立ち上がった。 「奥州の雪解けを待って、伊達を奥州にて養生させる。何、奥州の土を踏み、 湯につかれば、たちまち健やかになろう」 「は……」 幸村は深く頭を下げた。髪が流れ、鮮やかな刺繍が信玄の目に飛び込んだ。 迷宮情死16
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「佐助、丁度いいところに来たな」 用事を済ませ、ついでに顔でも見るかと思い、佐助は「伊達夫人」と呼ばれるようになった 政宗の元を訪れた。 「これ、幸村に渡してくれるか?」 政宗付きの女中が、佐助の前に着物を置いた。上品な赤をいくつも配した、鮮やかな小袖だ。 「これは?」 「お館様の古着を、幸村用に仕立ててみた。多分、合うだろ」 「古着を? ……いいの、そんなことして」 「ああ、お館様のお達しだからな」 小袖をいくつかに分けてつなぎ合わせ、細かな刺繍をふんだんに施してある。 さぞ手間隙がかかっているだろう。佐助は着物を脇に置き、女中を見た。 「ちょっと、二人で話したいんだ。悪いけど、下がってくれる?」 女中は政宗を見た。政宗は女中を見ると、下がるよう命じた。 女中は佐助に警戒の眼差しを向けてから部屋から下がる。ぴしゃり、と大きな音を立てて障子が閉められた。 「警戒されてるなー、俺」 「忍びだからじゃねぇの?」 (それだけとは思えないけど) 政宗は薄く笑うと、打掛を直した。 長い鬘をつけ、打掛を纏った政宗は「伊達の息女」らしい姿だ。少し前まで 「Let s party! yeah-ha!」などと言いながら六爪を振るっていたとは思えない。 女は化け物だ。いや物の怪だ。 「それで、話って?」 「んー、ああ言わないと、あんた気詰まりするんじゃないかって思っただけ」 にへ、と笑い、着物を広げた。 丁寧に仕立て直されている。言われないと、古着とは思わないだろう。赤い小袖を いくつも使い、さらに刺繍まで。さりげなく真田の家紋もあしらってある。 「何ヶ月かかったの、これ」 「一月くらい、か? 家の実権を握る気もねぇし、暇だったからさ」 佐助は目を見張った。 いくらかつては好敵手だったとはいえ、今の幸村と政宗は「主君の側室と、家臣」だ。 今後打ち合うようなことはないだろうし、二人で何かをすることもありえない。 幸村が躑躅が崎に来たとき、少し話ができればいい方だろう。 そんな男に、一月もの時間を使って。 ……何を考えて、この着物を縫ったのだろう。 「……お館様の着物は縫わないの?」 「ああ、そういうのは正室がやってるらしい。――そうだ、俺もやってみようかな」 体がでかいから大変そうだ、と政宗は笑う。 「この刺繍よりは楽だと思うけど」 背中一面に散った刺繍。かみしもや陣羽織を羽織れば、見えなくなってしまう。 だからこそこんなに凝った刺繍をしたのだろうか。 「……いいの? こんなの、旦那にあげちゃって」 「言っただろ。お館様に言われたんだよ」 きっと「幸村に着物でも縫ってやれ」と言われただけだ。こんなに凝れとは 言われてないだろうし、信玄もここまでのものを仕立てるとも思ってないだろう。 一針一針、思いを込めて縫ったのだろう。見えないところまで丁寧に縫われている。 信玄と政宗の祝言のあった日、幸村は泣き腫らして帰ってきた。何も言わずに さっさと寝所に籠って、また泣いていた。 二人がどんな関係だったのか、深くは知らない。男と女のことに、忍びが立ち入っていいとは思ってない。 泣くことなどない幸村がぼろぼろになるまで泣いたこと。 職人並の技術と時間を費やして繕われた小袖。 二人の想いの深さを理解する。 ――なんで、旦那の妻にならなかったのさ。 問い詰めたところで、答えは分かり切っている。 真田と伊達の子供より、武田と伊達の子供を産む。 政宗の今後の課題であり、義務だ。 「……旦那、喜ぶよ。お館様から貰ったもの、旦那、すげー大切にしてるから……これも、 丁寧に着ると思うよ」 「古着だぜ? 泥だらけにしてもらっても全然構わねぇよ」 「これを泥だらけにしたら、俺様が怒ります」 「じゃ、あんたのも縫ってやろうか。色は何がいい?」 「いや、いいよ。着物なら十分持ってるし」 やんわりと断り、着物を畳んだ。 迷宮情死8
https://w.atwiki.jp/sengoku_basara/pages/9.html
関連ブログ @wikiのwikiモードでは #bf(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するブログ一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_161_ja.html たとえば、#bf(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 #bf
https://w.atwiki.jp/musoubasara/pages/14.html
-伊達政宗『蒼紅共闘』 -真田幸村『武田家の日常~修行編~』 -前田慶次『古き良き友垣たち』 -長曾我部元親『戦場の友情』 -風魔小太郎『伝説の忍』
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戦国BASARAX 毛利元就攻略wiki INFORMATION ここは戦国BASARAXのキャラクター、毛利元就の攻略wikiです。 どなたでも編集することができます。 攻略スレ 毛利元就 編集方法を知りたい方は、まずこちらをご覧下さい。 @wikiの基本操作
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開始 開始時 慶次「いい人がいりゃ最高の浜辺なんだがな」 伊達「叩きがいのある玩具がゴロゴロしてるぜ」 幸村「如何なる敵にも、一歩も退かぬ覚悟!」 信玄(幸村)「参りましょうぞ、お館様!」 →信玄「フッフッフ…幸村の喜びそうな場所じゃわい」 佐助「」 秀吉(半兵衛)「ここの兵は最後まで豊臣に抗う気のようだよ」 →秀吉「ならば…徹底的に叩くのみ!」 竹中「ここにある兵器はいただいていくよ」 元親「」 毛利「西海の鬼よ、瀬戸海の藻屑と消えるがよい」 信長「筒頼みとは、所詮は海賊よ」 濃姫「田舎の海賊ごときが、甘く見るな!」 蘭丸「信長様あそこです!早く見に行きましょう!」 →信長「フハハ、丸めが!」 光秀「あれに見えるは…つまらない玩具ですね」 上杉「」 かすが「」 利家「」 まつ「前田利家が妻、まつにござりまする さあ、お覚悟なさりませ」 島津「せからしか…カラクリに頼るとは」 忠勝(家康)「忠勝の前には、これしき障害とも呼べん!」 いつき「何だべ?あのへんてこりんは?」 ザビー「アレを奪ってザビーランド作りマスヨ」 武蔵「なんだありゃ?へんなもんがあるぞ」 元親 「野郎共、丁重にお出迎えしてやんな なに、ちっとばかり乱暴でも構いやしねえぜ」 兵士 「承知致しましたぜ、アニキィ!」 イベント 轟突猛輪 仁王車 元親「見たか! こいつも最新型よ!」 味方兵士「ど、どうやって動いてるんだ?」 『鬼灯門 突破』 元親「アアン? 蜃気楼でも斬ったのかい?」 機巧要塞 木騎 元親「こいつであそんでみるか? ん?」 味方兵士「こんなカラクリ見たことねー!」 元親「相手になんねえか? はっは!」 木騎撃破 武将「ばかな…俺らの技術の結晶が…!」 元親「なんてことしやがる! くそったれがッ!」 『鬼岬門 突破』 (なし) 通常 雑魚戦・25人斬 ■通常順 武将「俺が死んだら海に流してくれ!」 兵士「アニキだけが頼りでッス!」 元親「はっは! 俺に任せろよ」 兵士「まだだ…アニキと一緒に海を渡るんだ…!」 兵士「アニ…キ…すまねえ…」 元親「野郎共! 腹に力入れてけよ!」 兵士「腹筋は六つに割れてるぜ、アニキ!」 兵士「海賊の流儀で仇は取るぜ…」 兵士「死人の箱にゃ十五人、おまけにポン酒が一瓶だ」 兵士「てめえを海の藻屑にしてやるぜ…!」 兵士「心配すんな、まだ網ははってるぜ!」 武将「てめえ…! 荒食いもたいがいにしろや!」ランダム? 兵士「これ以上好きに泳がせねえぜ?」 武将「今日の海は大シケだな…」 兵士「陸にも鬼がいやがったか…?」 兵士「荒波に比べたらどうってことねえさ!」 武将「野郎…海の荒くれをなめんなよ…」 元親「おいおい野郎共、押されてんじゃねぇぜ」 兵士「立て直しますぜ、アニキィ!」 元親「アアン? 鬼から逃げられると思ってんのか?」ランダム? 武将「へへへ、楽園が見えてきたぜ…」 兵士「大丈夫、俺らにはアニキがついているんだ」 武将「まあ、アニキほどじゃねえな…ヘッ」 兵士「陸の連中をうねってやるぜ!」 武将「踏ん張れ! 持ち込まれんなよ!」 兵士「今だ! 喰え、喰っちまえ!」 ■ランダム? 兵士 「おい、アニキの足引っぱるんじゃねえぞ!」 「てめぇ、大事な仲間達を! よくも!」 「今日はツイてねえ…ツイてねえだけだ」 「釣り上げろ! 三枚におろしてやるぜ!」 武将 「やられっぱなしってわけには、いかねえな」 元親 「野郎共、あいつを生かして捕らえろよ」 「生意気なまねしやがって…思い知らせてやる」 武将遭遇 兵士 「来るぞ! こいつら荒くれモンか?!」 「この命アニキに預けたんだ…負けはしねえ」 「野郎共! 海で鍛えた底力を見せてやんな」 「帆を張れ! 風向きよし! 進めーッ!」 「海賊を甘く見てると、痛い目みるぜ?」 「今こそ、アニキに恩を返すときだ」 「あんた、ウチで一緒に宝探ししねぇか?」 「お宝がないなら、命いただくしかないぜ?」 「お宝の場所を教えりゃ、許してやるよ」 「漁ってのは流れを読むんだよ」 「海の男がこの世で一番強いのさ…覚えときな」 「海賊には海賊の意地ってもんがあるのよ!」 「てめえの深海はすぐそこだ…覚悟しな」 「サメの餌になっちまいな…!」 「てめえが行き着くところは海の底だ!」 「アニキは俺達全員で守るぜ」 元親 「生きて戻るって誓いを忘れんなよ! 必ずだ!」 「その身の程知らずに思い知らせてやれよ」 元親「見せてやれよ、野郎共!」 兵士「承知致しましたぜ、アニキィ!」 元親「信じてるぜ、野郎共!」 兵士「大船に乗った気でまかせな、アニキィ!」 武将・防衛隊長撃破 兵士 「ちゃんと海に流してやる…安心しろ」 「アニキ…あんたについてきてよかった…」 「陸にもこんなヤツがいたとはな…」 「俺らをアオってんのか? なめてんのか?」 「故郷(くに)の恋人には伝えとくぜ…」 武将 「くそッ、しょっぱい手だぜ…」 元親 「砂山に作った城ぐらいでいい気になんなよ」 「すまねえ…後で波の底に返してやるぜ…」 「悼むのは、てめえをぶっ殺してからだ…!」 「ちいッ…砂ぼこりが目にしみるぜ」 「てめぇの行き先は深海の淵だ…!」 兵士「ア、アニキ! もうだめだあ!」 元親「しっかりしろ! 俺がついてる!」 元親「ちいッ…野郎共、今すぐ逃げろッ!」 兵士「冗談じゃねえぜ、アニキ! 俺たちゃドコまでもついていきますぜ!」 VS元親 滅騎 元親 「こいつの実線投入は今回が始めてよ あんたで試させてもらうが、かまわねえよな?」 長曾我部元親 進撃 「おい!身の程知らずの田舎モンがよお…わかってんだろうなぁ? この長曾我部元親を、楽しませろよ!」 戦闘開始 元親「俺と出会っちまったのが運のツキよ!」 慶次「」 伊達「俺に勝とうってかい? たいした度胸だ」? (小十郎「ずいぶんとヤンチャな坊やだ。…どっかで見たことあるな、こういう坊やは」) 幸村「」 信玄「おぬしのような者がおると戦が賑わうのう」 佐助「こりゃ楽しそうだ、再就職先にはいいかもナァ」 秀吉「」 竹中「」 元親「」 毛利「長曾我部元親、愚かな男よ」 信長「玩具を手にしていかんとす!」 濃姫「」 蘭丸「担ぎ上げられて楽しそうだな、おまえ」 光秀「」 謙信「そなたのゆくところ、よきかぜがふきますね」 かすが「フン…のんきな男だな」 利家「頼む!あのでかいの、それがしに譲ってくれ!」 まつ「なんと!餌はどのようなものを?」 島津「」 忠勝「!!!」 いつき「自分たちさえよけりゃいいと思ってるべ?」 ザビー「アニキ、そんなに怒らないでチョーダイヨ」 →元親「るせえ! 馴れ馴れしく呼んでんじゃねえ!」 武蔵「いなかものって言うやつがばかだ」 戦闘中 通常順 「暗い海に火を灯したぜ… あんたが無事に、渡りきれるようにな」 「波にさらわれりゃ、そのうち骨も白くなるさ」 「たまには俺が海に花を手向けてやる… な? それでいいだろ?」 「海鳴りが遠ざかってく…あんたも運がいいな」 「いい天気にまどろんでる暇はねえぜ?」 「弱すぎるぜ! …って、俺が強すげいんのか?」 「喰われたくねえんなら逃げたほうがいいぜ」 (味方武将「海に鍛えられた兄貴! 侮りがたし!」 「この俺をなめてもらっちゃあ困るってモンよ!」 「はたしてあんたに この鬼が喰らえるかな?」 「はっは! やっぱいいじゃねえか! 片割れ月みてえに張り詰めた勝負はよ!」 「荒くれ共をまとめられんのは、この俺一人よ!」 「機と形勢を正しく読めよ…でないと迷うぜ 船の上で星を見失ったみてえにな」 「真夏の船の上よりは涼しいってもんだな」 「あんた、鬼との闘い方を知ってんのかい?」 「時代は火力よ! 馬で突撃はもう古い!」 「渋い顔したって事態は好転しねえんだぜ?」 「どうした、もっと本気出しても構わねえぜ?」 「奪える勝ち星は奪わせてもらうぜ」 ■汎用ランダム 元親「この世で一番強い男は?」 兄貴親衛隊「アニキーーー!!」 元親「野郎共、鬼の名を言ってみろ!」 兄貴親衛隊「モ・ト・チ・カ!! うおおぉ~~~!!」 撃破・勝利 元親「見ろよ野郎共…空が…近いぜ…」
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「うわぁ!?」 「ヒィッ!!」 最初は、非力な農民たちだからと甘く見ていたのだが、 彼女らの戦闘力は普通の農民とは類を見ないほど強く、次から次に部下たちが吹き飛ばされていく。 「これに懲りたら、もう悪さなんかすんじゃねぇ」 数刻後、彼女の周りにはぐったりと倒れこんだ部下たちが積みあがっていた。 「いつきちゃぁぁぁぁん!!今日も素敵だべぇぇぇぇぇ!!」 「へへ……。そんなに褒められたら照れちまうべ」 『いつき命』と書かれた衣装をまとう男たちの歓声が、大地を揺るがさんばかりに響く。 中心にいる少女は、照れくさそうに頭をかいていた。 一方、あまりのことに呆気に取られた元親だったが、 (いつき……。その名前、どっかで……) 聞き覚えのある響きに、記憶の底を手探りする。 前にも各地の財宝を求め、東北を訪れたことがあった。 そこで独眼竜・伊達政宗と意気投合し、四国に帰った後も、二人の交流は続いていた。 ある日、政宗が酒の席で聞かせてくれたある話。 ―――織田軍の襲撃を受けたある村で一揆が勃発した。 東北一帯を治める政宗は、一揆の鎮圧に向かったのだが―――。 『一揆集のleaderがな……、小さい女の子だったんだよ』 『おいおい、冗談きついぜ独眼竜!!』 『Ha!コイツが冗談だったら、どんなに良かったことか……』 ほろ酔い気分で、政宗は語った。 今まで、何度も一揆を鎮圧してきたが、このような事態は初めてだ。 軍全体に動揺が走ったが、すぐに持ち直し、 両者は真っ向からぶつかったのである。 『ふーん……。それで、結果はどうだったんだい?』 『……聞かないでくれ』 雰囲気から察してくれといわんばかりに、手に持った杯を口に運ぶ。 精鋭揃いの伊達軍を破った一揆集―――特に彼らを束ねていた少女に、元親は興味がわいた。 『それで、その一揆集の頭の名前は聞いたのか?』 『ああ、確か名前は―――』 (独眼流の言ってた、一揆の大将か!!) 伊達軍を破り、織田信長を撃破した少女―――どれほどなのかと思えば。 (本当に子供だったのかよ……) 見れば見るほど、今の状況が信じられない。 「おまえさんが大将だな?」 いつの間にか目の前に少女―――いつきが迫っていた。 元親×いつき4
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行軍すれば成果が、皆に見せられる確かなものが要るんだ。 下っ端なら失敗してもいい。だが国の主自らの出陣、否が応でも結果が要るモンだ。 いつき。武田はオレの国ほど気まぐれを許しはしないだろう。 だがこの藤原の血を継ぎ伊達の名を継ぐ身、どう踏んでも村一つより安いわけねぇよ。大丈夫だ。 「Thanksいつき。おまえのおかげで、オレは誇りってのがなんなのか、やっと思い出せた。 オレはもう、これ一つで喜んで死ねるさ」 凍ってささくれていたものが、いつきの言葉で潤され、癒された。 己の中にはもう何一つ残っていない、そう思っていた。 自分の価値を忘れ、民から向けられた心を忘れていた。 オレが信じるなら、お前も信じるって言ってくれたな。子供らしい言葉だが、オレはその信頼が嬉しい。 愛おしい。 「いつきよ、その言葉一つで、荒ぶる竜神を宥めたか。騙りの類ではないこと、よう解った」 いつき、と窘める声音で呼ぶ。 頭下げな、褒められてんだから礼ぐらい言いな。 果たしてぺこりと、もう一度素直に頭を下げた。ああ、お前はそれで良い。……いいこだ。 「けどおさむらいさん、おらは──」 言葉の終わりを待たずに、 とん、といつきを村人のほうへと突き飛ばした。村人が駆け寄っていつきを抱き留める。 引かせな、と眼差し一つで農民に命じ、遠ざかるいつきと視線を合わせ、 最後にまた、微笑んだ。 「お館様、オレに裁きを」 もう頭は垂れず、ただ膝をついて真っ直ぐ甲斐の虎を見上げる。 虎はにんまりと笑っていた。 「相解った、なればいつきを初めとする一揆衆は不問に処す。 さて、一揆煽動の咎じゃな。政宗よ、今この時より我が陣営と信州からの放逐を言い渡そう」 信州からの? 「……は」 あまりにも軽い裁きだ。おやかたさま、と幸村が微かな声で呼んだ。 そうだな、側にはいられない。 「但し、儂は一度の造反は、心を改めれば許すことにしておる。 静かな場所で心を落ち着かせ、なお儂に夢を預けるつもりがあるならば、帰参するがよい!」 それは休んで、戻ってこいと言っているのか。この村で。でなければ伊達で。 だが伊達に戻れば、政宗が望むと望むまいと、争乱の種になる可能性がつきまとう。 一歩間違えば信玄の期待を裏切ることになりかねない。 「……はっ!寛大なお言葉、有り難く。分を越えた言葉ながら、どうか、伊達と北端を…… いえ、天下全ての民をお願い致します。我が身潰え果てる時まで、お館様のもと万民安らかなることを祈り、 この地にて宿願果たされる時をお待ち申し上げます」 雪上に平伏すると、虎の気配が近寄った。肉食の獣、だが優美な獣。 「うむ!政宗よ、面を上げよ。これより暫しの休息を取った後、我が陣営は信州へと戻る。 ついてくることは許さぬが、……休息の間は無礼講、言いたいことがあれば言っておけい!」 顔を上げ、笑う信玄を見る。無礼講、ね。 どうもきちんと取り繕ったオレの言動は評判悪いな。結構出来てるつもりなんだが、なあ。 上田城の虜69/かんなびのさと14